初の胃腸風邪、一家全滅

育児日記アイキャッチ

さんちゃん、10ヶ月です。

胃腸風邪で5月がスタートしました。

本当にしんどかった。「しんどい」って友達にLINEしちゃうほどしんどかった。(どうしようもないのにね、ごめんね!)

今回は、その戦いの記録です。
夜間の緊急対応を含みます。

さんママ

今回、過去一長い記事です。

闘病1日目

STEP
2:00 嘔吐

今思えばなんで私は起きれたんだろう?何か異変を感じて、横を見たらさんちゃんが ゲボッと吐き出しはじめた。すぐに体を横向きにして背中をさする。3回ぐらい吐いたかな?
私の「さんちゃん!!さんちゃん!!」という声でパパも起床。吐き戻しとは全然違う量と勢いにびっくり。

さんママ

しっかり吐いてる…

STEP
2:50 嘔吐2回目

着替えさせるためと布団を洗うため、リビングに移動してた私たち。抱っこしてトントンしていたら吐く。ここからずっと泣いたり、ぼーっとしたりで寝れなそうだった。

3回目嘔吐したら#8000に電話しようと決めた。とりあえず昼間に小児科は絶対に行きたいと思い、かかりつけを予約。(GWの休みと休みの間でかなり混んでいたので、この時間に予約しておいて本当に良かった!!激混み予約制小児科)

さんパパ

ここで予約とっておいたのファインプレーだよね。

さんちゃん

ありがたし。

STEP
3:25 授乳

いつも夜間授乳はしないけど、寝てくれるならと思って授乳。今思えば苦しかったかな、ごめん。

STEP
3:25 嘔吐3回目

これは普通じゃない!!!すぐに#8000に電話をかける。3回嘔吐してること、発熱はない(37.0)ことを伝える。「お腹がカチカチだったら救急車。そうではなかったら救急外来。」と指示を受ける。泣いてるとお腹に力が入るのでカチカチかどうかはよく分からなかったけど、病的なカチカチではなかったので救急外来へ行くことに決めた。何件か電話して、4件目の病院で見てもらえることになった。

さんパパ

救急外来の受け入れ態勢は住む街によりけりだから注意。

さんママ

今までさんちゃんは大きな病院に行ったことなかったから、どこへ行っても初診病院という状況。

さんちゃん

ポケ~(放心状態)

さんパパ

あんまり泣いてないのが意外ではありました。

STEP
4:00 嘔吐4回目

出発直前に玄関で嘔吐。嘔吐する前は泣き止んでちょっと大人しくなるね、とパパと話す。車の中で吐いた時に(心許ないけど)食事用のスタイをつけて病院へ向かう。車内では泣いたり、泣き止んだり。泣いてる方が安心した。車内では吐かなかった。

さんパパ

玄関で吐いてくれたのが偉い!

さんママ

チャイルドシートだと横向きにするの大変そう

さんちゃん

ここ、わたしのファインプレーですね。

STEP
5:00頃 診察

病院に到着し、救急外来の窓口へ。トリアージ診察を受けて、しばらく待つ。ここでヤバい状態だとすぐ運ばれるってことだと思います。

その後、寝たり起きたりを繰り返すさんちゃんを抱っこしながら待っていると呼ばれた。「涙が出てるので脱水ではないです。泣く元気があるので帰りましょう。(要約)」

大変な思いをしたのにそれだけ?!とも思っちゃったりもしますが、点滴が必要な状態だったり、重い病気じゃなくて良かったーーとすごく安心しました。あとお医者さんが若い女性でかっこよかった…。見た目はふわふわ系の方なのにしっかりされてて…私の理想像だ…って思った。

さんちゃん

わたしがぐったりしているのに、そんなことを思っていたのですね。

さんママ

あなた待ってる間はウトウトだったでしょ笑

STEP
5:45 最後の嘔吐

「救急外来の人は駐車代かからないんだって、すごいねー!さあ、帰ろう」と話していたところで嘔吐。食事用スタイ、ここで活躍。拭き取って、車乗って帰宅。車内で少し寝て、帰ってからも2時間ぐらい寝てくれました。もうこの辺は記憶がない!(笑)

ドラッグストアが開店したらすぐに赤ちゃん用の経口補水液を買いに行きました。

10時頃に起きて、何しても不機嫌なので大好きなバナナを渡す。半分ぐらいいつものように食べた!経口補水液も飲ませる。りんご味がして美味しかったみたい。嘔吐した後ってたくさん食べたりしちゃいけないよねって知識はなんとなくありましたが、ひやひやしながらも食べさせちゃいました。美味しそうに食べるんだもん…。食べたらご機嫌になり、また寝る。そして、小児科へ!!

「胃腸風邪ですね。胃腸風邪の経過としては順調です。次は下痢になります。今飲んでる便秘薬はやめて、整腸剤だけ飲ませてくださいね。離乳食は夕方から、初期のペースト状のものを食べさせてくださいね。」

つい1時間前にバナナをそのまま渡しましたなんて言えない……固まった私達でした。

さんちゃん

食べてないってことにしておきますよ!

さんママ

助かる!

小児科からの帰り道、やっと緊張感がほぐれた気がして、私たちは気づきました。

さんママ

あれ??寝てなくない??あはっあはっっ

ある平日の昼間に赤ちゃんを抱っこしながら、変なテンションで歩いてる夫婦を見かけていたら、きっと私たちです。睡眠の大切さを実感しました。さんパパ、仕事を休んでくれて本当にありがとう。

夕方、がっつりお昼寝してくれたさんちゃん。3人で爆睡でした。

この日の夕方の離乳食はさんちゃんの好きなうどんを食べさせました。

さんちゃん

いや~、これで一件落着ですね!

さんママ

続くよ?

さんちゃん

!?

闘病2日目

嘔吐に怯えながらも夜は無事越しました。良かった。さんパパは仕事へ。

いつも高バイで移動しまくってるさんちゃんが、クッションに身を任せてだらーんとしてる姿に不謹慎ながら可愛いと思ってしまいました。

さんちゃん

まだ疲れてますから。

お医者さんの「次は下痢になる」という言葉が頭に残っていたのですが、特にその様子はないし、まあのんびり過ごしていたし、離乳食もまあまあ食べてました。

昼頃からうんちを連発。でも固かったので、「便秘解消じゃ〜ん!!よかった〜!」なんて思ってました。しかし、3回目のうんちから排便時に痛がるようになり、ゆるくなっていきました。さんパパが帰ってくる前に、早めにお風呂入れて寝かせようと思い、さんちゃんにはおむつを脱いでもらって私の脱衣を待ってもらっている間に5回目のうんち。

誰がどう見ても下痢うんちでした。(おむつなし状態)

つかまり立ちするさんちゃん、足にはうんち。床にもうんち。きっと飛び散ってるうんち。悲惨すぎる状況に笑えてしまって、不謹慎ながら写真を撮ってさんパパに送ってしまいました。世には出せない写真ですが、お気に入りです。

さんパパ

”たすけてくれ”の6文字と共に送られてきた凄惨な現場写真を見て、不謹慎ながら大笑い。面白いが勝つからか、汚いと思わない不思議。

さんちゃん

はずかしい///

動き回るさんちゃんを見ながらのうんちの処理は絶対に不可能だと思ったので、さんパパへの置き土産としました。私はとにかくさんちゃんを早く清潔な状況にして寝かせることに専念!!帰ってきたさんパパは笑いながら処理してくれました。

闘病3日目

嘔吐も下痢も止まって割と元気になったさんちゃん。私とパパも元気だったので一安心。。。

さんちゃん

いや~、これで一件落着ですね!(再)

さんママ

続くよ?(再)

さんちゃん

!?(再)

闘病4日目

深夜に私が嘔吐と下痢を繰り返しました。完全にうつった…さんちゃんの嘔吐を浴びていたので仕方ないと思いました。むしろ「変な病気じゃなくて、ちゃんと胃腸風邪だったんだ」と安心しました。でもしんどすぎました。

午前中はパパにさんちゃんを見てもらい、1人で家で休養していましたが、パパから「俺もやばい」とLINE。ポカリやゼリーを買って帰ってきました。ここから老老介護+0歳児育児が始まります。きつかったです。

さんパパ

動けるうちに飲み物・ゼリー・さんちゃんのバナナを買い込んでおいたのがファインプレー。

さんちゃん

めちゃくちゃ荷物重そうでしたね。

さんパパ

あなたが一番重かったけどね…(7kg)。

おもちゃを寝室において、その時にマシな方がさんちゃんの相手をするというスタイルでした。

さんちゃんも何か雰囲気を感じ取ったのか、しゅんっとしちゃってました。ごめんね。離乳食を準備するのもとても出来なかったので、バナナとお米を平にしたエナジーバー(ハイハイン)だけ。。本当にごめん!!バナナだから許して。全員沈没する前にバナナを大量購入したパパ、ナイスすぎる。

さんちゃん

バナナさえあれば何とでもなりますからね。

とにかくバナナで機嫌をとってもらってました。

さんちゃんは発熱しなかったのですが、大人はちゃんと発熱しました。私は微熱程度でしたが、パパは39度まででました。おそろしや…。

夫婦の症状ピークがズレていてくれたことが幸いでした。お互いのピークが重なったら、誰もさんちゃんを相手できません。

さんちゃん

ママもパパも寝てたら、顔をぺちぺちして起こしますから。

さんパパ

ひぇ~。元気な時は可愛いんだが…。

闘病5日目

ママ復活!!!パパは半分復活!!!この状況なのでもちろん私がさんちゃんの相手をしますが、病み上がりすぎてきつかったです。体力を持て余したさんちゃんはずっとグズグズで、何度も散歩に行きました。もちろん、歩くのは私だけなんですけどね。

さんちゃん

はやく自分で歩きたい

そんなこんなしているうちに、パパの熱も下がってきて、交代でさんちゃんを見られるようになり、夜ご飯はみんなで食べられました。うどん美味しかったな。(さんパパ特製)

さんパパ

さんちゃん、こんなに重かったっけ…。

さんちゃん

そんなにたくさんご飯もらってませんけど怒

さんママ

私たちの筋力が落ちてる…。

乗り越えた感想

胃腸風邪は本当にきつい。感染対策はわかっていても、とっさに嘔吐を手で受け止めてしまうし、抱っこの時間も長いので、親子感染は不可避なんじゃないかと思いました。

ミルトンで吐いた布団や床、衣服などは一通り消毒したつもりだったんですが、どうなんでしょう。

どうしたら感染しなかったんだろう、そもそもどこから貰ってきたんだろう…??そんな課題と疑問を残す5日間でした。とりあえず乗り切りました。

さんママ

おつかれさま!!!

さんちゃん

おつかれさま!!!

さんパパ

おつかれさま!!!

さんパパに「さんちゃんが連続嘔吐していた時、すぐに電話をしたり、慌てず対応していてすごいと思った。」と褒められました。いつもはぼーっとしてますが、実は出来る時もあるんです?!?てへっ!!

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